2019年06月27日(木)

サガリバナを見に行って来ました

水辺に花を落としたサガリバナ。ライトアップ効果もあって、なかなか幻想的

6/25の夕方、宮古島の添道(そえどう)に、サガリバナを見に行ってきました。(かりゆしゃからは車で約35分)

この時期に開花するサガリバナ(6〜8月)、宮古では毎年「夜のお花見会」が開催されていて、今年はこの日が第一日目。

夜7時過ぎはまだ割合明るかったのですが、サガリバナに囲まれた道をゆっくり歩いていると、夜のとばりが降りてきて、こんな幻想的な風景に。

まるで玉すだれのようにも見えますが、丸いのが蕾、そしてこれが開くとネムの花のような花が...。白、薄い桃色、濃い桃色などバリエーションもあって、それぞれに雰囲気があります。

この花は夜に咲いて、何と朝にはポトリと花を落とすのだそうです。そうやって、順に上の方から下に向かって蕾が開いては落ち、開いては落ちていく...何ともはかなく、だからこそ魅力的ともいえます。

この「夜のお花見会」は7月上旬まで開催とのこと。1年に1度のチャンス、宮古にお越しの方はぜひ添道まで足を伸ばしてみてください。

サガリバナは「サガリバナ科」の植物(花)で、台湾や南中国、インド、マレーシアなど、また日本では奄美大島以南の琉球列島に分布する植物。本島でも見られる場所がありますが、宮古では添道にサガリバナ群生地があります。(宮古島環境クラブさんが、ここを保全しています)